2014年10月18日 (土) | Edit |
先月末のFC2関連ニュースを見てから、ブログの引っ越しをしなくちゃいけないなあ、と思っていてやっと実行しました。


「FC2」創業者や関連会社を家宅捜索 わいせつ動画配信の疑い


インポートサービスのあるブログを数社検討していましたが、デザイン・ドメインがシンプルなLivedoorブログに引っ越し。今後は新ブログの更新をお待ちくださいませ。こちらのブログは今後更新を停止します。


新ブログはこちらです:http://isralife.blog.jp/


こちらでは今までありがとうございました!引っ越し先で、これからもよろしくお願いします^^







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2014年08月09日 (土) | Edit |
日本に渡航経験のあるイスラエル人の友人曰く

「日本の夏は、お湯の中を歩いているみたいだ」

とは実に言い得て妙。

嗚呼、日本の夏はイスラエルより暑かった。


東京出張&帰省を終え、昨日早朝に約2週間ぶりにテルアビブに戻って参りました。日本にお住まいの方はまさかとお思いでしょうが、同じ気温なら湿度の高い方が暑く感じます。お肌には良くないかもしれませんが、イスラエルの湿度が低い夏に慣れてしまっていたようで、数年ぶりの日本の夏に徹底的にやられました。それでなくとも短い2週間の日本訪問で、そのうち3日を仕事、4日を体調不良で寝込んで過ごしたため、自分でも驚くほどあっという間に帰国の途に着くこととなりました。

今回の日本訪問、前半は出張でしたので上司随行。アジアどころかヨーロッパを出るのも初めての「俺を日本でひとりにするなよ、おまえと離れたら10分で死ぬ」とのたまう役立たずなオランダ人上司を引き連れて、すでに離れて10年も経つ殺人的な気温湿度の街で、プライベートでも仕事でも飲みまくり(普段イスラエルではほとんどお酒は飲みません)。そりゃ体壊すわ!楽しすぎてついはしゃいでしまいました。

上司も楽しんだようで、間違いなく人生最高の旅であったと力説(すでに出張だったことはキレイサッパリ忘れている模様)。いっしょに銀ブラしながら「日本人はみんな小さくて可愛いし素晴らしく礼儀正しい。食べ物は全てが夢のように美味しかった。街は世界で一番オーガナイズされている。おまえはこの国を離れて旦那のためにイスラエルに来たのか?考えられないよ!」と絶賛。旦那とまったく同じこと言ってるよなあ・・・と可笑しくなりましたが来年以降も必ず出張でこようぜ!との約束にブチ上がり!


やったー!また(会社持ちで)帰省できるぅ〜!


なお今回の教訓を生かし、次回からは春か秋に訪れることにしようと思います・・・。


東京では久々のメンバーと楽しい夜を過ごしました。
会いにきてくれたみんな、本当にありがとう!大感謝です!







さて今回の帰省は出発前からトラブルの連続でした。最初に大韓航空でチケットを予約したものの、先月テルアビブの空港近くにミサイルが着弾したことを受け、大韓航空は7月中の全てのテルアビブ発着フライトをキャンセルすると発表しました。そこからトルコ航空に変更、更にそのフライトも欠便となり、最終的には「何があっても運休しません」と最初から宣言していたイスラエルのエルアル航空に変更。なんと、チケットが決まったのは出発2日前でした。

日本出発時点では帰りのフライトはキャンセルされていなかったものの、この調子だとキャンセルになるだろうなあと思っていたら案の定。そして変更後のフライトはなんと、香港で8時間以上の乗り換え時間があるもの。

キー!ひどい!!とはじめは不運を呪いましたが、そういや最後に香港へ訪れたのは1997年、中国返還前のこと。香港はどこに行くのにも交通網も発達している便利且つコンパクトな街。こうなったらその間弾丸香港ツアーでもしちゃえ!と行ってきました。雨の予報でしたが曇りで、さして暑くもなく久々の香港を満喫しました。


羽田ー香港はJAL便利用でしたが、なんとビジネスクラスにアップグレードされました。ラッキー!
羽田国際空港内のJALサクララウンジが無料利用でき、のんびりとおいしい朝食+生ビールをいただきました。



香港空港から香港駅までのチケット。静かで快適なMRTです。



香港駅の中央バスステーションからバスで約40分。ビクトリアピーク(太平山)、標高554mの夜景の名所です。生憎の曇りでしたが、海まで見渡せる景色に満足でした。



ピークにある100年超の歴史を誇るレストラン「ザ・ピーク・ルックアウト」にて青島ビールをのんびりといただきました。この後、下山のバスの運転が乱暴で吐きそうになり、コーヒーにしとけば良かったと後悔。



香港空港に戻ってからは、メンバーシップを持っているプレミアムラウンジ(メンバーは世界中の空港ラウンジが無料利用可能)で食事&休憩。空港内で高いお金を払ったレストランよりはるかに美味しい食事が無料提供されました・・・。シャワーも浴びれるしwifi完備だし最高です。30〜35ドル程度で一般の方も利用できます。空港内で食事をしてビールを飲んだらもうそのくらいの値段になりますよね。是非メンバーでなくとも利用されることをおススメします!



香港は17年ぶりの訪問ということになりますが、久々の香港は前回に比べ街が汚れ、英語スピーカーが減り、お洒落な人もいなくなり「中国化したなあ」というのが率直な感想でした。かつては「東洋の真珠」と称され、誰もが恋に落ちずにいられない、清濁併せ持つ魅力溢れた都市だった。中国返還後、本土から中国人が流入してこうなってしまったのでしょうね。とても残念に思いました。


そして、テルアビブに着いたとたんに空港内で目にしたこの看板。



ちょうど今回の戦争が始まり2週間ほど経ったところで日本へ向かいましたが、今回ほどイスラエルに早く戻りたいと思った旅はありませんでした。

ミサイルは降ってくるし、相変わらず文明的な国というにはほど遠い。戦争中の国なのに本気なの?と言われそうですが、私の家族と大切な仲間がそこに居て、イスラエルが世界中から誤解を受けている状況を共に戦っています。そして今私が強くシンパシーを感じるのは勿論、生活の拠点を置く場所に他なりません。

日本滞在中、今回の戦争についての報道を見てあまりの偏向報道にひっくり返りました。そして東京ではアンチイスラエルのデモが行われているというニュースも。

しかし、それが本当に日本人が今しなくてはいけないことなのですか?

原発関連ニュースについて、偏向報道が行われていることは納得し「マスゴミ」などと毒づいている方も、アンチイスラエルの報道になると急に鵜呑みにしてしまうのはなぜなのですか?

世界はユダヤ企業に操られているというようなファンタジーを信じ、あなたの生活を何も変えはしないデモに参加するよりも、電力利権に支配され、あんな大きな事故が起きたあとも原発を推進し、血税が投入されている祖国の現状にこそ異を唱えるべきなのではないですか?

イスラエルに住む人間は戦争ボケしています。現在の戦況を、地上戦が終わったからミサイルが飛んでくる日常に戻るだけだと笑っているほどに。

そして愛する祖国日本の民はあまりに平和ボケしている。それは、危機的なまでに。

今一度、この大変な時代の一員として生きている意味を良く考えてみてほしいと思わずにはいられませんでした。



ところで私は三姉妹の長女なのですが、今月よりすぐ下の妹が旦那さんの転勤でロンドン生活をはじめました。一番下の妹は東京暮らし。還暦すぎの母を実家に一人残して、皆それぞれバラバラに暮らしている状況は胸が痛いです。幸いうちは旦那が日本移住を希望してくれているので、数年以内に帰国を予定していますがそれもまだ決定事項ではありません。

しかし母はなんだかこの状況を楽しんでいるようで、ロンドンとイスラエル訪問にも強い意欲を見せてくれています。冗談で上司が妹を気に入って弟に紹介したいらしい、という話を母にしたら、

「長女はイスラエル、次女はロンドンで三女はオランダ?!素敵〜!いいじゃな〜い!」

だそうで!

さすが、母は強し!!



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テーマ:イスラエル
ジャンル:海外情報
2014年07月19日 (土) | Edit |
日常生活を続けながら、空襲警報が鳴ればシェルターへ駆け込む。
そんな日々も、もう今日で12日目です。


イスラエルは7月8日から、イスラエル南部のガザ地区に本拠地を置くイスラム原理主義組織の過激派ハマスと戦争をしていることは皆さんニュースで見てご存知でしょう。
日本の家族や仲間からは安全を心配する声と、イスラエル側が悪魔のような攻撃をしているというニュスが流れているということで二重の心配をかけている状態です。まず、戦況も長引き疲れてはきていますが、私とイスラエルの家族は無事です。

テルアビブに住みはじめてからいままでの間、テルアビブに着弾するような事態は2度目となり、1度目は一昨年2012年の年末でした。その頃ガザ地区から飛ばされるミサイルは性能があまり良くないことで知られており、テルアビブへの着弾は狙われたというよりも、うっかり数発、出来の良いミサイルが到着してしまった、という感じでした。

しかし、今回は別です。ハマスは大量に武器をゲットしたらしくかなりの強気で、先日は夜9時にテルアビブに向けて沢山ミサイルを撃ち込む、と宣言してからの攻撃。我が家から至近距離で撃ち落とされ、不気味な爆発音と地響きが伝わってきました。

こちらは回戦9日目の朝、出勤間際に自宅にいたとき聞いたサイレンと爆撃音です。窓から撃墜されたミサイルなどは見えませんでしたが、音声だけでも聞いてみてください。




今回の戦争の多くの犠牲に心を痛めております。私たちもこのような状況下ですでに10日を超える生活、疲労がたまってきており、また市民が苛ついているのも感じます。
そんな中で、日本語で書かれたこの戦争に関する記事があまりにもパレスチナ偏向のものが多く、事実と違うことを日本国民が信じて、アンチ・イスラエルのデモまであったというニュースを見て悲しくなりました。戦争は事実ですが、伝えられている現実はまったく違う。少し、今回の戦争について説明します。


今回の戦争はそもそも、国境近くのエリアでイスラエル人の10代の学生が3人誘拐・殺害されたことからはじまりました。先に攻撃を仕掛けてきたのも、ハマス側です。イスラエルはガザ地区の住民を攻撃しているのではなく、ハマスのテロリストと戦っているのです。ではなぜ民間人に犠牲が出るのか?実はイスラエル軍は人道的視点から、攻撃対象(テロリストの潜伏場所やミサイル発射施設、武器倉庫など)のそばに民間人がいる場合、先にチラシを撒いたり電話をして住人に避難勧告しています。ハマスはそれを知って市民を人の盾として利用し、学校の地価を武器倉庫にしたり、狙われている建物の屋上に民間人を立たせたり、市街地の中にテロリストの拠点を作ります。

パレスチナ自治区内でもハマスへの反発は高まっています。これはハマスに関して良い印象があるか悪い印象があるかと言うアンケートで、ご覧の通りイスラエル国内のアラブ系住民の68%までもがハマスを嫌っている状態。同胞にまで見捨てられはじめている過激派テロリストたち、今回はエジプトが停戦に向けた仲裁に入りましたが、イスラエルが即承諾したのに対し、ハマス側は続行を決めそれから数日が経過しました。昨日は遂に地上戦へともつれ込み、イスラエル軍側にも死者が出ています。

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私はこの国に住み、普段はこの国のあれがきらいだ、ここが気に食わないと文句ばかり言っていますが、私の家族はイスラエル人であり、私自身この国のコミュニティの一員です。現地のことを良く知った上での批判というなら甘んじて受けます。しかし、一方的な偏見に基づいた報道を鵜呑みにしてデモまで起きている?それは断じて許されないことであります。しかし、アンチ・イスラエル報道に反旗を翻すことは世界を敵に回すようなこと。納得いかない報道があっても、私たち在イスラエル日本人は沈黙を貫いてきました。

そんな中、先週末のことです。昨年3月の参議院議員通常選挙にも出馬した、若者に影響のある政治活動家がアンチ・イスラエルの画像をSNSでシェアしていたのを見て、我慢がならず現実のイスラエルを知ってくださいと投稿したところ、在イスラエル日本人が次々と住民目線の実感に基づいた書き込みをはじめ、それまで安易にシェアします、と言っていた彼の支持者たちも次第に耳を傾けてくれ、最後には戦争に正義はなく、どちらが間違っているということは安易に発言できないが、事実を正しく認識して物事を判断するべきだ、というような論調で長い議論を終えました。

今回の戦争で、とても良かったと思うことがあります。私もイスラエル人男性と結婚した身、できれば世界的反イスラエルの風潮に、日本語でイスラエルの置かれている状態を発信できる立場から発信したいと言う気持ちになったこと。また、この国に住む日本人の暖かさ、愛情の強さ、思慮深さを知れ、連帯感を感じることができたこと。数はいませんが少数精鋭、自他ともに認めるクセの強い人情派が揃っていて、改めてこの人たちと同じ立場の同胞としていられることに感謝します。

極限状態にあると、人間の思考はシンプルになります。旦那は少々ボンクラでも元気であればよろしい。子どもたちだって、ちょっと出来が悪くてもたっぷり愛情を浴びて、ハッピーでいるのが一番。人間関係、気楽に、あったら5分でみんな友だち。そんな風に大らかに考えるようになった。

そしてこの考えがそのまま具現化したのがイスラエリー。要領が悪くて、おっちょこちょい。細かいことは、まったく気にしない。でもいざという時の連携はすごい。家族と、国は自分たちが守るという気概に満ちている。それがイスラエル人です。日本の昭和30年代のような感覚でコミュニティが機能している。困った人や病人はみんな放っておかない。小さな国で、国民は皆素朴で平和を望んでいます。イスラエルは、戦争が好きな悪魔のような国ではありません。

昨夜も長い警報が2回鳴り、立て続けに数発が極めて我が家に近い場所で撃ち落とされました。今後の戦況はまだ分かりません。戦争では、自陣営の被害を減らすことと、相手により大きなダメージを負わせることが大正義です。力の差があれば、弱い方に犠牲が出ます。私たちはまだ、国防軍やアイアン・ドーム(地対空対ミサイル迎撃システム)に守ってもらっていますが、ガザのアラブ人たちはハマスに人の盾として利用され、十分な支援もなく恐ろしい思いをしていると思います。一日も早い事態の収束を心より願っています。


近所の恐ろしく愛想のいい猫、ノブレス。名前を呼ぶと、テケテケ駆け寄ってきてでーんと腹を見せまくります。




イスラエルに本格的な夏が来ました。空はいつだってこんなに綺麗です。この空にミサイルが飛び、爆撃音が響いている。早く平穏に暮らしたいです。





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テーマ:イスラエル
ジャンル:海外情報
2014年06月04日 (水) | Edit |
どうやら外界は40度近くなっているようですが、気づかないフリをしています。こんにちは。

ここのところ急激に暑くなりました。そしてついに数日まえの朝、この家に越してきて初めてのG様登場。しかもイスラエル名物、ひっくり返ってめっちゃもがき苦しんでる薬剤散布後のアレ。この季節は役所が家庭やアパートの共用部分にG様キラーを撒くのですが、それで死にかけてひっくり返ってバタバタしてるのが何故か家の中に死に場所を探して迷い込んでくるんだな・・・我が家は6階なのに。今際の際にエレベーターにわざわざ乗り、我が家を終の場所と選んでいただいたのに何ですがとっても迷惑です。


昨日〜今日はシャブオットという、一年で私が一番嫌いな祝日真っ最中。乳製品をやたらと食べる祝日ですが、ユダヤ教の食餌規定で肉と乳製品の組み合わせがアウトなため、とにかくひたすら乳製品攻め。ノーチョイス。この国の乳製品は恐ろしくマズくて、チーズなどなんというか、外側のワックス塗られた捨てるトコあるでしょ、あんな食感と味に近い。そして国内産業の保護とやらで関税がクソ高いので、美味しい輸入のチーズは高いのです。

欠席したいホリデーナンバーワンですが、それでなくとも家族行事を体調不良で欠席しがちなのでしぶしぶ昨夜の実家ディナーには行ってきました。まあ、行ったら行ったで甥姪たちは可愛いし、そこそこ楽しめるんですけどね。今年は乳製品はキッシュを一切れ程度食べたのみで、あとはサラダを食べていたので本日快調です。日本人に多量の乳製品の消化は無理なんですよね。自分はあっさりした杏仁豆腐を作り持参しました。



ユダヤ教のお祭りは飽食の祭典。現代ユダヤ人はシャバットに火を使わないなどのハードコアな信者はだいぶ減り、事情は変わってきてはいますが、それでも祝日前にスーパーに買い出しに行くと「これからこちらのご家族は長丁場のキャンプにでも出かけるのかしら?」と驚くような量を買い込んでいます。まず、買い物カートの容量が日本の6倍ほどありますw それに溢れんばかり、なんなら2台分・・・と馬に食わせるのか?という量に呆れ果てます。

大体、祝日になったからってなんで沢山食べないといけないの?見ていると、特に年配のお母さんたちはどうも強迫観念で買い物してるようにしか見えず、食べ物に不自由した時代の名残なのかなと思っています。ほら、田舎のばーちゃんちってそうでしょ?勿論そのせいでしょうが、イスラエル人のデブ率は非常に高く、特にお尻のデカさが半端ない。公共交通機関の席では隣席まで尻がはみ出ているメーワクな人が大変多いです。顔も小さくてかわいいし、足も細いのにホント尻だけが異常。先月オランダに旅行した際は、街中に太った人がいなくて(ついでに人々が静かで)感動しました。


タイトルにあるように先週、長くファンであるプロディジーがイスラエルにやってきました。今年はイスラエルでの大物アーティストのライブ当たり年で、なんと今夜はローリングストーンズのライブ。その他にジャスティン・ティンバーレーク、ニール・ヤング、ジャスティン・ビーバー等のライブ開催が決定しています。昨年末にビーニー・マンのライブに行って以来、しかも大好きなアーティストということでウキウキでした。

イスラエルは小さい国です。お陰で全てが身近にあり、そしてそれらはかなりの高確率で繋がっている。友だちは2人辿ればみんな友だちレベルだし、用事はほとんどが身内で済みます。その辺、自分の故郷の秋田市にとっても感覚が似ている。はじめは鬱陶しいですが、なれると便利で安心だと感じるようになってきます。

狭いならではの面白エピソードも多く、数年前まだレオナルド・ディカプリオがイスラエル出身のモデル、バー・ラファエリとつきあっていたときは「レオ様、お忍びでバーとイスラエル旅行。ジャッファの蚤の市や北部リゾートを楽しんでいるご様子」とのニュースを目にしましたが「ジャッファの蚤の市って、買うものほとんどないよーなガラクタ市じゃん・・・あんなとこでレオ様が何を?」と皆、首を傾げていましたw

去年のGuns N' Roses来訪時は「アクセル・ローズ、フロレンティン(テルアビブ南部の飲屋街)のバーでその場にいた客全員とテキーラ・ショットで乾杯」なんて、こちらはちょっと羨ましいなーってニュースも。アクセルと乾杯なんて、気分よく酔えそー!そんな訳で、別にプロディジーのメンバーに会えるとかそういう訳ではないのですが(実際会ったとしてもエキセントリックすぎて会話にならなそうだけどw)なんとなくイスラエルでのライブというのは距離感が近いんです。

会場内はこんな感じでした。野外最高!



ライブは、正直もう30分くらい演って欲しいな〜という感じで短さ物足りなさはあったものの、クオリティは満足いくものでした。旦那の甥っ子とその奥さん、義兄、さらに会社同僚も加わって一緒に踊って、とっても楽しかった!前回ライブは1996年、今回は2014年。次回はまた18年後ではなく、また数年以内に来てもらいたいものです♪


ところで今夜は先ほど書いたようにローリングストーンズのライブです。プロディジーも日本円にして1万円程のチケットで高めでしたが、ローリングストーンズ、その倍以上。ハイすみません、熱心なファンでもないのにそこまで払いたくないでーす。と、すっかり参加する気はありませんでしたが、昨夜のディナーで義兄に「明日芝生席でローリングストーンズ見ないか?」と誘われました。え、芝生席って何?ステージから遠い分だいぶ安いチケットでも買えるのかな?と思ったら


会場のすぐ外側に、ステージの音が全部聞こえる芝生の場所があるそうで。


確かに、プロディジーの時も「これ、チケット持ってなくても会場のすぐ外側に座ってたら普通に聞こえるよね?」と話していたのですよ。


という訳で、これからビール持って、芝生で寝転んでローリングストーンズ聞いてきまーす。笑



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テーマ:イスラエル
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2014年05月09日 (金) | Edit |
先週末、すでに39度を(幸いにして国外逃亡中に)記録したテルアビブ市からこんにちは!

イスラエルは公式に世界一祝日の多い国(笑)だそうですが、12月のハヌカ(クリックで別ウィンドウが開きます)から翌2月または3月(太陽太陰暦のため毎年変化)のプリム(クリックで別ウィンドウが開きます)の間3ヶ月ほどは大きな祝日はありません。プリムからひと月ほど経つとユダヤ教三大祭のひとつであるパスオーバー(ペサハ)、ホロコースト記念日、独立記念日と祝日目白押しです。

イスラエルの休日は開いている店なども限られ店も観光地も激混みでウンザリするため、この間は1、2週間ほど休暇を取って海外旅行に出かけるイスラエリーも少なくありません。前回記事(クリックで別ウィンドウが開きます)でも書きましたが、パスオーバーの時にオランダ旅行を思い立ったもののボニョさんのパスポートの更新が間に合わず断念。しかし諦めきれず、先週末〜今週頭の独立記念日の休みを利用して週末オランダ旅行に行ってきました。

自分は以前旅行したときに美術館などは見たし、旦那は「美術館に行く・・・? 俺を銃で撃ってから行け」なんてレベルで興味なし。という訳でひたすら街を歩き、コーヒーショップとレストラン、バーをハシゴする毎日。2人ともお互い分かるくらい肥えて帰って参りました。全行程天気にも恵まれ、とても楽しい旅行でした。

ここで唐突ですが、旅の評価。
(イスラエル、日本、オランダの順に価格と質を加味し採点、10点満点)

◎ 物価(以1・日6・蘭5) しかしイスラエルよりはるかに安い
◎ 食事(以1・日9・蘭9) どれをとっても素晴らしい。唸るレベル
◎ 宿泊(以4・日5・蘭2) カナルハウスへの理解必須
◎ 景観(以6・日8・蘭10) まるで夢のよう
◎ 民度(以1・日9・蘭7) 一般的に良い。悪いのはツーリスト
◎ 喫煙(以6・日1・蘭9) リラックス最優先。コーヒーショップ万歳
◎ 清潔(以1・日10・蘭7) ヨーロッパ標準も日本には及ばず
◎ 健康(以2・日9・蘭9) 徒歩&自転車天国のためデブがいない
◎ サービス(以0・日10・蘭8) 過剰ではないだけで無問題

【総合(以2・日8・蘭7) オランダ余裕で住める】

トーホグ人の私にとってはあの陰鬱な天気もなんだか落ち着いちゃうし♥︎太陽の国イスラエル出身の旦那は寒い寒いを連発してましたが・・・。


今回フライトはPegasusというトルコのLCCを利用しました。国際線LCCは以前Peachの関空—仁川空港を利用したことがあり、それが若干トラウマだったのですが、今回は食事が出ない以外に特に気になるようなことはありませんでした。勿論機内で飲食物が購入でき、その値段や質も納得いかないほど高くも悪くもないし、Pegasusは90%以上の定時運行を実現しているそうで、LCCといえば遅延が多いイメージでしたがそれもなし。他社マイレージプログラムとの互換性がないのが少々イタいですが、独自のポイントシステムがあります。


食っちゃ寝の日々で別段語るようなこともしてきませんでしたので(笑)写真のせときますね★

19世紀末に完成したネオゴシック様式のアムステルダム中央駅駅舎。美しい。
ちなみに東京駅のモデルであると言うのは俗説で間違いなんだそうです。似てますけどもねー。




戦没者慰霊日の街中。このあと街中で慰霊の行進をする市民に遭遇しました。



宿泊場所の近所の玄関脇。この木靴、日本で言ったらこけしとか北海道のクマの置物のようなイヤゲもの的位置づけだと思うのですが、可愛く飾ってありますよね。自国への愛を感じます。



カナルハウス。ホントにずっとこんな町並みなんですもの、何もしてなくてもウキウキ!



アコーディオンを弾くおじさん。悲しいメロディーがなんとも風景と合っていました。



アムステルダム中心地からほど近いところにあるVondelparkという公園。広々して美しい。



独立記念日。先月末のQueen's Dayからの流れでお祭り騒ぎ。国民は女王の日にはオレンジ色のものを身につけます。



飛行機雲で独立記念日を祝います。一日中続きました。



カナル。水面を渡る風が涼しく、つい水路沿いのベンチに腰を下ろしてしまいます。



比較的大きめの子ども2人収容可能。



エルディンガービール。ドイツビールで、イスラエルでも飲めますがさすが本場に近い分フレッシュ!のど越しが良くてスイスイ飲めちゃう〜暑すぎない天気ともマッチして、今回は沢山ビールを飲んじゃいました。



カナルハウスのカフェ。ご存知の通り、ひょろひょろと縦に長い建築のため階段がもんのすごく急です。階段の途中から見下ろすとこんな感じ。




ところで、旦那のすぐ上のお姉さんがロシア人と結婚したため、私にはユダヤ系ロシア人の義兄がいます。

ロシアでフィクサーの息子として何一つ不自由なく育ちましたが、15歳のときひとりで祖国を離れた後数年をオランダで過ごし、苦労してユダヤ人の還るべき場所イスラエルへ移住してきました。

その苦労体験のせいか家族をとても大事にするひとで、何かと私のことも気にかけてくれる大事な存在です。旦那とも、義兄弟というよりは親友といえる仲で、旦那の最後のオランダ旅行の相手は彼でした。今回もホテルやフライトを探すのを手伝ってくれたり、帰りは空港まで迎えにきてくれました。

実は今回の旅は、自分がイスラエルの仮ID(市民権)をやっと手に入れた2日後のことでした。事情があって2度のアポ延期があり、都合半年遅れてのID発行です。ラッキーな事に担当者がとても良いひとで、今までで一番リラックスした内務省での時間でした。あの場所では不条理に何度怒り叫び涙させられたことかわかりませんが、やっと少し落ち着くんだなーと思うと素直に嬉しいです。

毎回、内務省に出向く際には家賃や公共料金の支払い履歴、給与履歴、カップルで写っている写真、さらに友だち、家族によるデクラレーション(私たちの関係が嘘偽りないものである宣言書)などの指定された大量の書類を持参するため、すでに5センチを超える私たちのファイルが内務省には保管されています。今回はその義兄にデクラレーションを書いてもらいました。

「まずなにより私が言いたいことは、彼らはカップルである以前にベスト・フレンドである」

で始まるその文章に泣かされました。この国に来てあなたと家族になることができて本当に良かったよ、ありがとうアンドレ。


今回の旅で、そのベストフレンドは地図が読めないことが発覚したんですけどもね・・・。



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