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2011年04月23日 (土) | Edit |
あれ、自分のブログを見たら
「1ヶ月以上更新のないブログに表示される広告です」・・・
あらー、1ヶ月更新しなかったですか、私。
特に具合が悪かったわけでも、特に忙しかったわけでもありません。
ふるさと東北の大震災が気になり、気持ちが晴れなかったのでした。

今すぐ飛んでいって家族や仲間の手伝いをしたいやら
大変な現地の人数を増やしてどうするんだ!とジレンマを感じたりも。
また、最も被害のひどかった地域の一つ、石巻で漁師をしている友人と
かなり長く連絡がつかなかった間は食事の味もわからない感じでした。
ボニョさんにもイライラをぶつけて家庭内の雰囲気も悪かったし(汗)
ともかくやっと普通の精神状態になりました。

今回は先月下旬から今月頭にかけてのことです。
先月末はイスラエル中が最もハッピーになる日のひとつ、
プーリームというお祭りでした。
老若男女、町中を仮装して練り歩き、子供たちにはお菓子が配られ、
みんなでBBQをして、やたら甘いお菓子を食べ、
ストリートではパーティが開かれたりキッズイベントも盛りだくさん。

プーリームの心得とは「ハッピーになって過ごすこと」
(去年参加したストリートパーティの写真を載っけておきます)

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会社では「シークレットサンタ」などのイベントが行われたりも。
(くじ引きで、誰が誰の秘密のサンタクロースになるか決め、
 ネタバレ当日までバレないようにデスクにプレゼントを置いたりする)
ちなみに私がプレゼントを渡す相手は私のすぐそばに座っている女性で
いない隙にプレゼントを置きたかったんだけどなかなかタイミングがなく
「私のサンタさん、こない・・・」と
どんどん沈み込む彼女を見て本当に心が痛みました(苦笑)

プーリームの期間中、ボニョさんの父上(80歳!)の誕生日ということで
イスラエル南部にあるアシュケロンという街に行ってきました。
アシュケロンは有名な「ガザ地区」の北に位置する、風光明媚な港町。
この街出身の男性は「アシュケロン・ボーイ」と呼ばれ、
ナヨナヨの代名詞の「ジェルサレム・ボーイ」と対極をなす、
なんつーかイカつくてタフで図々しい男子として知られております。

んで、当然空に柵や網はないわけで、アシュケロン、死者こそ稀なものの
ガザ地区からのミサイルで家が壊れたの怪我したのって話を聞く街です。
なんというか、恐ろしいことに「つきもの」って感覚で、
町の人たちは至って穏やかに普通のこととして受け止めて暮らしてます。

ボニョさんのお父さんの誕生日をみんなで祝って、食べて、飲んで、
疲れ果てて雨のアシュケロンを発ちテルアビブに向かう途中のこと。
信号待ちのとき、「ヒュルヒュルヒュルヒュル」という音を聞きました。
直後、遠くで聞こえた衝突音。
運転していたボノの義兄アンドレイが
「聞いたか?あれが、ガザから飛んでくるミサイルの音だよ」

現実味がなさ過ぎてふーん、で会話は終わってしまった。恐怖はなかった。
でもテルアビブに戻ってきて、ニュースでアシュケロンにミサイル着弾の
映像を見て、うわ、さっきまでいたし、その間に起きたことだし・・・
と気持ちが暗くなった。
ボノの親戚の大部分は今もアシュケロンで暮らしている・・・
ほんとにどうなってるんだ、この国。とまた少しネガティブな気持ちになった。

そして今月頭のこと。私たちは最近ようやく車を手に入れたのですが
その車でドライブがてら、アシュケロンを尋ねたとき。
ご両親の家の前でボニョさんと2人、車を洗っていたんだけど
その時、目の前の空を右から左へすごい速さで飛んでいく銀色の物体が。
生まれて初めての事態に、頭がおっつかない・・・
いや、飛行機があんなに速いわけない!ミサイルだ!と思った瞬間
迎撃ミサイルに空中でミサイルは撃ち落とされた。ものすごい衝撃音。

ボニョさん「なに?いまの?」
私「ミサイル飛んできた」
ボニョさん「なんで教えてくれないの!」
(↑ イスラエル人でも飛んでるミサイルを見ることは珍しい)

私「いや・・・それどころじゃないでしょ・・・」

やっぱり、現実感も恐怖も全くなかった。
まるで私にはそれを感じる機能がないというくらい、心は揺れなかった。

私は長く、正直「この国に住む」という選択が理解できなかった。
友人で、15年くらい米国に住んでいたイスラエル人女性が
「ずっとアメリカにいることもできたけど、もういいの。ここが私の国。
もう、どこへも出て行きたくない」と言ってるのも
「いや、どう考えてもアメリカのほうがいいんじゃ・・・」と思ってた。
まして、日本なんてもうステキすぎて比べ物にならーん、とも。

でも、日本って美しく暮らしやすいなんでしょ、なんて言われるけど
実際それほど暮らしやすい国でもないんだよね。
物価は高くて平均出生率だって先進国最低。
昨今、人海戦術の中国に2位の座を明け渡したとはいえ、
いまだ世界3位の経済大国としては少々お粗末な現状。
自然の驚異だって厳しい。
梅雨時期には台風も相まり西日本を中心にオオゴトになるし、
夏は短いながらも一丁前に暑い。
東~北日本は長ーい冬に雪害だって深刻。
それに地震。

今回の大震災・・・私が愛する故郷東北はずたずたにされてしまった。
これが、あの美しかった東北なのか?
救助を待つも虚しく、亡くなる方が今この瞬間だっている。
映像を見るにつけ信じたくない気持ちばかり募る。

でも、それでも私はやっぱり日本に、東北に帰りたい。
今はこの国で、なんとか上手くやれる道を探している最中だけど、
できる限り早く、いやもうスキあらば日本に帰りたい。
そこがどんな姿になろうとも、雨が降ろうとも槍が降ろうとも、
きっとそこに戻りたい。それがふるさとなんだ。
アシュケロンのご両親だって、
きっとおんなじ気持ちであの町に住み続けているんだよね。
だってそこがふるさとだから。


私のふるさと、東北はきっとまた美しさと平穏を取り戻すでしょう。
風評被害になんて負けるな東北。


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