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2011年08月22日 (月) | Edit |
イスラエルでは、先月末ころから物価や家賃高騰への小さな抗議デモに端を欲する大規模な市民運動が盛んに行われています。(その後の南部エイラットでのテロ勃発で影が薄くなりましたが)あっ、テロについて色々メッセージいただきますが、やっぱりテルアビブは全く影響がありませんのでご心配なく・・・私は元気です。

ところでこの市民運動について、日本ではどう報道されているのか・・・Yahoo!ニュースで検索したところ、かろうじて1件の記事がヒットしましたが、この出来事自体はトピックも作成されず単発の報道扱いでした。そもそもどのような経緯でこの運動が現在に至るのかは概ね以下のとおりです。


◯ カッテージチーズ高い!不買運動成功、値が下がる

◯ だったら家賃も!テルアビブで学生らが家賃高騰への抗議デモ

◯ 賛同者たちが次々と参加・大規模化、参加者がロスチャイルド通りを占拠

◯ 趣旨に賛同してない人たちも次々と参加、運動の目的にも多様性が生まれ

◯ 運動最盛期は夜ごと、賛同の有名歌手によるコンサートなども開催され

◯ 各地に飛び火、最盛期は合計20万人近くの運動となり

◯ テロ勃発以降人々の口の端に上らなくなる。 ←いまここ


だいぶ時間が経ってから昼間ロスチャイルド通りを歩く機会がありました。
テレビで見る圧巻の人数と盛り上がりとは裏腹に、昼間のデモ会場は疲れに満ちた景色。相変わらず遊歩道はテントで埋め尽くされてはいましたが、それらのテントは「ただ置いてあるだけ」のものが殆どという印象。
昼間はそこを離れ日常の中で仕事をし、夜にはロスチャイルドでデモに参加して、その後はテントではなくて自宅で寝ているひとが殆どなのでしょう。その恣意的な情熱にバランスの悪さを強く感じる。

もっと言うと、この運動に感じるはずの共感や喜び・・・それらがユダヤ教徒でもイスラエル人でもない私には全く感じることができなかったんですね。それに手段そのものも「もっと建設的なことしろよ」の域を出ず稚拙に過ぎる。私の中でのこの運動に対する思いは正直そんなところでした。

そのまま正直を先日、ボニョさんの義兄アンドレイに伝えたところ「俺も全く同じだよ」との意外な返事。あ、そういえばアンドレイさん、現在イスラエルで暮らしていますが、元々はモスクワで15歳まで生まれ育ったロシア系ユダヤ人。ユダヤ人ではあるけどイスラエル人ではない。そんな彼から気休めにもならない「イスラエル生活の心得」のアドバイスを貰い、納得至極。

昼間はカラのテントを路上に置いて自分は屋内で快適生活。夜は建国以来の大規模デモに参加、また帰宅して普通の生活をする。この二律背反性こそがザ・イスラエリー。一つの物事に対し、相反する価値が共に存し、葛藤するが(本人の中では)矛盾はしない。

今回の運動に限ったことではない、まさに「アンビバレント(ambivalent)」の象徴、それが私にとっての「イスラエル」と「イスラエリー」そのもの、であります。アンドレイはこういう風に脳内で処理したらこの国で暮らすのが楽になった、とも言っていました。楽になるどころか、まだまだイライラの私は修行が足りないみたいです☆


あ、そういえば抗議デモが始まって数日後、デモ会場近くのアパートに住む知人の元に大家さんから電話が来て「次の更新時には家賃1000シェケル(約2万4千円)上げるから!」と突如宣告されたそうです。


え、デモ・・・逆効果!?


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