--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011年09月10日 (土) | Edit |
さて、私今週頭より長期休暇に入りました。
というより、正しくは「長期療養」に入りました。はい、体壊しちゃいました。

事の始まりは先月頭、とにかくダルいのでかかりつけ医師に調べてもらいに行ったら、ちょっと不整脈が出ているということで血液検査をするように言われました。しかし日常がそもそもダルい状態だったので、そのまま検査に行かず約一ヶ月放置。
今月に入ってやっと予約を取り血液検査をしたところ、ヘモグロビン値が通常の半分(なんと女性でHb12~14が理想値のところ、6.0しかありませんでした)しかないことが判明。その場で救急に行くように命じられ、バスに乗って救急へ

救急ってなんだろう。と思いながら目的の病院に着くと、まず個人ファイルを作るから受付で保険証やパスポートを見せて、書類を取ってここに戻ってきて。と言われまた救急ってなんだろうと思いながら言われた通り待ってはいるけど全く以て呼ばれる気配がない。ますます、救急とは?と自問していたところ「あなた呼ばれてるんじゃない?」と隣の人に言われて、良く聞いてみると「ミャォ(MIHO)、ミャォ」って・・・そうだった、この国の人達、私の名前発音できないんだった(涙)

この辺で、知らせを受けて仕事を早く切り上げ駆けつけたボニョさんが合流。まだ受付前で座っている私を見て「え、救急で来たんじゃないの?」そうなのよだから・・・もう何も言いますまい。しばらくしてやっと別の部屋に移るように言われたんですが、そこはまさに「ER(Emergency Room)」。本気の重篤患者がわんさといます。そりゃ、救急にバスで来たような私は当然後回しです

すぐに熱や血圧などの基本的なチェックをされ、腕に点滴用の器具の付いた針を刺されたんですが、それが腕を動かすと痛くて気分が悪い。しかもその状態で3時間半くらい放置。もう我慢も限界!と看護師に「3時間半も放置しておいて何が救急だ、いる必要がないのなら帰るからこの針抜いてくれ!」と文句を言いに行ったらまもなく医師登場、診察が始まりました。文句を言わないと診察が始まらないシステムなんですか?

兎にも角にも検査と安静、そしておそらく輸血が必要なので最低1泊はするようにと言われ、観念してボニョさんに着替えなどを取りに行ってもらいました。その間にレントゲンを撮ったり採血したりして、私はストレッチャーに乗せられ(そんな時だけ急患扱いかよ!)病室へと移動となりました。

このイヒロブという病院、大変近代的かつ美しい建物でして、友達がここで出産したときにお見舞いに来たんですが、ホテルみたいで素敵~、どうせ入院するならこんな所がいいわ~!なんて思っていたら本当に入院するハメに・・・しかも、私を乗せたストレッチャーはきれいなビルを通りぬけ、別のビルのエレベーターに乗り、更に「OLD HOSPITAL」という矢印に従って進み、旧病棟に入っていくではないですか。

えー、なんか照明も暗くてものすごい薄汚い建物なんですけど?しかも、やっぱりそこは救急病棟。同室の女性は軽症の方でしたが、あちこちの部屋からうめき声が聞こえてきます。こんな状況で夜はひとりか・・・と心細い思いでいたところ、今度は深夜、本物の急患が何故か私の部屋の前の廊下に運び込まれてくる。そんで、ものすごく痛いんだろうけど、ずっとゾンビみたいな声で「LO(NO)~LO~LO~!」ってうめいてるんですよ。深夜2時。とてもじゃないけど寝るどころじゃない!とカバンにiPhoneとタバコを入れて外に出て、しばらく時間を潰す。帰ったらゾンビはどこかに運ばれて少し安心しましたが、朝まで熟睡はできない状態でした。


眠ったと思ったらすぐの朝8時、朝食が運ばれてきて起床。寝ぼけ眼でそのトレイを見て唖然・・・これ、日本じゃ犬も喰わないだろう。というような内容です。乾いたパンが一枚、トレイに直置き。オートミール。きゅうりとトマトのサラダ、ゆで卵。そして何故か2種類のヨーグルト。イチゴ味とブルーベリー味、とかじゃなくてどっちも白いプレーンヨーグルト。あのチョイスはなんだったんだろう・・・。

さすがに食べられるものもなかったので、昼で仕事を切り上げてお弁当を買ってきてくれるというボニョさん待ち。となりのきれいな病棟にはカフェやレストランもあるんだけど、部屋にいてくれと言われたので我慢・・・しかし、遂に救急の受付を通ってから17時間が経過、その間検査以外は何も治療をされていない!もう限界!と荷物をまとめて受付に行くと「あと数分でドクターが往診するから」と・・・やっぱり 文句を言うまで治療は始まらないシステム のようです。

やがてドクターが来て「君は鉄分が非常に足りなくて危険な状態にあるから、鉄分の点滴をするからね」・・・それ、昨日ここに来た時から言われてます。なんで実行まで19時間もかかるんですか・・・それから点滴用の針を刺すのに3人のドクターが入れかわり立ち代り 私の両腕を12箇所も グリグリと刺し、最終的に刺すところが無くなって 手の甲から点滴されました。最悪の気分でした。

退院から2日経った私の両腕。まるでジャンキーです。

s-ude.jpg

いい大人なんですが注射嫌いの私。「約束するよ、次が最後だよ」と言われ続けて12箇所も刺される苦痛と絶望で泣けてきました。我慢しようと下を向いてポロポロ泣いてたら、ドクターが落ち着かせようとして名前を呼ぶんですがそれが ×「マユ・・・マユ・・・」→◯「ミホ」ですからw ほんとにみんな好き勝手呼んでくれます。

しかし明らかに泣いた後、ドクターたちの対応が優しくなりました。清掃係のお兄さんまでもが部屋に来て「キヨト(京都)・・・キヨト・・・」と、訳の分からない慰め方をしてくれます。まあ、確かに妙に和みはしましたがw ボニョさんもようやく美味しいお弁当を買って駆けつけてくれたんですが、私の両腕を見てメチャメチャ切れてました。軍隊の時はボニョさん、メディック(衛生兵)だったので注射なんかはお手の物。なので余計に、その腕の悪さに頭に来たようです。

そして点滴。制御する機会が古いのか壊れているのか?点滴中なんども「Err」と表示されてビービー鳴るので気が気ではありませんでした。

s-iron.jpg

これを終えて2時間ほど経過を見て、やっと帰宅の許可が降りたのでボニョさんに連れて帰ってもらいました。


ある日普通通りに朝自宅を出て仕事をし、その後に予約していた病院に行ったら救急に回されまさかの入院。たった一泊、家を出てから30時間程度の出来事でしたが、初めての出来事で不安&痛い思いもしたし、自宅がこれ以上無いリラックス出来る場所に感じました。ストレスで暴れる私をなだめて(笑)面倒を見てくれたボニョさんにも感謝でした。

でもね、正直少しガッカリだったんですよね。いつも「この国に誇れるものなんか何も無い」と言うボニョさんも、イスラエルの医療水準だけは信頼してる、と言うし、この国に住む日本人からも概ねそういう評判を聞いていたので、過剰に期待していたこともあるかも知れないです。確かに、医者個人のスキルは高いのかも知れない。でも、それを活かし機能させるシステムがない。そしてサービスレベルが低すぎる。病院だってサービス業、今後はその世界トップレベルと言われる医療技術を活かすべく、システムの改善とサービスのレベルアップを望みます。


そして自宅でゆっくり寝て昨日。再び今度はクリニックへ2度目の点滴をしてもらいにいったのですが、点滴の前に超音波と心負荷テスト ー 要するにランニングマシーンの上を走らされて心拍数の変化を記録するテスト ー を受けされられる。昨日退院してきたばっかりなのに、ランニングマシーン10分ってなんのバツゲーム?しかも担当の看護師さんの娘さんが日本のアニメファンで彼女自身もいろいろ詳しく、走ってる途中にめっちゃ話しかけてくるんですよ。返事は無理です。勘弁して下さい。

そして点滴・・・まず面白いのが、点滴用のアンプルの処方箋を書いてもらったら、クリニックの一階にある薬局に自分で行ってアンプルを買ってくるんです(保険が適用されるので、保険証見せるだけですが)。んで、買ったアンプルを持ってまたドクターの部屋に戻り、点滴開始です。

両腕の血管を破壊され尽くした昨日に続いてまた?と半泣きになったものの、なんとクリニックの助手の女性、一発でクリア。痛みもなく、足を伸ばせるシートで、ブランケットを掛けてもらってリラックス。思わず点滴中寝てしまったくらいです。その彼女、私の両腕の内出血を見て「それ、どこでやられたの?」「あ、イヒロブ(救急病院の名前)です」「(クスッ)ああ、なるほど~」・・・って。イヒロブ馬鹿にされてる んじゃないのー!


今後も最低4回の鉄分点滴と他の検査、治療を命じられ少々凹んではいますが、2度の点滴を終え鉄分も多少補給された今思うことは、治療を受ける前の自分の体調がいかに良くなかったということです。そりゃ、普通の半分のヘモグロビン値しかない状態で普通に仕事に行って、低酸素状態で炎天下無理してたら不整脈も出ますよね。暑いからだろう、頑張りが足りないからなんだろうと騙し騙し今まで来ましたがどうやらそれも限界のようです。

保険適用医療が受けられ、病欠手当も幸いにしてもらえるので、何も心配せずしばらくゆっくりする予定です。お医者さんにも「あなたはとにかく何もしないで、いかなる不可も体にかけないように安静にしてください」と言われたし(その割に走らされたけどw)、ボニョさんと子どもが欲しいという話もしているので久々に私、頑張って健康になろうと思います。


自分も新しいプロジェクトで仕事が忙しいのに、ボニョさんが良くやってくれています。私は大丈夫です。
無論、無理をしてはいけないだけで重病人ではないので、のんびりブログ更新はしようと思っています。


     ♥ 絶賛、ランキング参加中です ♥

人気ブログ<br />ランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ イスラエル情報へ 

    クリックしてもらえたら嬉しいです

テーマ:イスラエル
ジャンル:海外情報
コメント
この記事へのコメント
ハナさん、大丈夫?なわけないか。

安静にして、のんびりして下さいね。

私も細い針に変えないと点滴入らないくらい血管細いんで、その辛さと痛さ、本当にわかります。

ボニョさんが良いパートナーで、安心ですね。無理せず、ゆっくりしてくださいね。

ブログ更新、ガマンしますから。笑

なんか必要なら送りますから、
メールで教えてください(^^)
2011/09/12(Mon) 04:50 | URL  | きさら #-[ 編集]
お大事に。
初めまして、こんにちはv-22
mixiでプロフィールを見てブログにたどり着き、楽しみにして拝見しています。N高同窓生、女子です(1,2,3年のクラスはC,F,Cです)
いつも、異国(イ国?!)の不思議な生活(すみません、汗)興味深く読ませていただいていますv-237

ハナさんずいぶん無理していたのですね。
ゆっくり治してくださいね。
2011/09/13(Tue) 05:51 | URL  | もう #dDm6s.8Q[ 編集]
大変だったね!日頃から、鉄分の多いものを食べるようにしないとね。
私も鉄剤の注射を6日連続でされたけど、ほとんど効果なかったよ(泣)
2011/09/14(Wed) 16:34 | URL  | たけだっち #-[ 編集]
>きさらさん
うーん、思ったよりも大丈夫じゃないですね(苦笑)
例の点滴、最後は子供用ので手の甲からでした・・・手の甲なんて・・・(´;ω;`)ウッ…
帰るときに医者が「トラウマになったでしょ・・・」って言ってたし。

なにか必要なだ贈るだなんて、もう、その気持だけでほんとに嬉しい。
ブログやっててよかったなあって思うの、こういう時です。ありがとうございます。
病院通いもネタ満載の予感なので、楽しみにしててください。笑
2011/09/14(Wed) 17:58 | URL  | ハナ #-[ 編集]
>もうさん
こんにちは、もうさん。はじめまして。ブログ応援してくださってありがとうございます!

無理・・・してたみたいですねえ・・・私。
「暑いせいだろう」とか「根性が足りないせいだろう」と、いかにも日本人的に考えていましたが(苦笑)今思えばよくあんな状態で日常生活してたな、と・・・。鉄分補給後、外を歩いたらゼェゼェ言わないし楽!普通の状態ってすごい楽!と浮かれています。浮かれ過ぎたのか、ここ数日めまいがしますが・・・

mixi経由で同窓生だなんて~!是非今度はmixiでリクエストくださいね。
2011/09/19(Mon) 11:39 | URL  | ハナ #-[ 編集]
>たけだっちさん
たけださんもなんと!6日連続!
健康診断の日朝まで飲酒しても、誰よりも健康体な貴女だったのに(笑)・・・あ、妊娠中の話?

鉄分の多いものってよく言われるけどさ、レバー食べれない場合どうしたらいいものかしら?
ああ、今年お正月会えなかったのホント残念だよ・・・今度は相方同伴で、イズルんちで希望♪
2011/09/19(Mon) 11:44 | URL  | ハナ #-[ 編集]
鉄分ね(汗)
食事は私も頑張った(?)よ。ほうれん草、ゴマ、わかめ…。って、鉄分多いっけ(汗)
私もレバー嫌いなんだけど、優しい旦那さまは毎晩レバー料理を作ってくれて、私が見てない時に皿にポイポイ取ってくれたわ(;つД`)
1人目妊娠前は錠剤を処方されたけど、産後は黒ーい鉄剤の注射を(T^T)

そうそう、若かりし頃は恐ろしい程に健康だった(笑)
歳には勝てない今日この頃(泣)

イズルと楽しみに待ってるよ!イズルのアホ話も聞いてやって。3児の父でありながら、相変わらずよ。
2011/09/23(Fri) 18:08 | URL  | たけだっち #-[ 編集]
>たけだっちさん
ほうれん草、ごまは間違いないと思う。こっちでも勧められたから。
ワカメは多いのか?!あんまり食べないから頑張って食べるようにしよう・・・

イズルが3児の父ってのが未だに信じられない~。たけださんとこは見たから納得なんだけどさ。
正月会えなかったの悲しかったよ・・・次回帰国時は必ず時間つくってあそぼうぜぃ!
2011/11/03(Thu) 19:12 | URL  | ハナ #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。