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2012年03月19日 (月) | Edit |
イスラエルは様々な国から「帰還」した、ルーツをイスラエル以外に持つユダヤ人で構成されています。ボニョさんはイスラエルで生まれ育った生粋のイスラエル人ですが、ご両親はイタリア領トリポリからの帰還組。イスラエルは、ある程度の年齢までを別の国で生まれ育ったのちイスラエルに帰還するユダヤ人が持ち帰った文化でごったがえしています。

私が勤務している会社はイギリスの会社のイスラエル支店にあたり、英語・フランス語・スペイン語・イタリア語・アラビア語・トルコ語・スェーデン語・ドイツ語にポーリッシュ、ダッチ、日本語対応のスタッフを持ち、世界中に顧客を持ち非常に国際色豊かです。日本人は私の他にもう一人勤務していますが、セクションが違うためお昼時間以外は別のフロアで違う仕事をしています。今日はそんな愉快な同僚たちのおはなしです。


私の仕事は日本人の顧客サポート及びセールスの仕事で、リテンション部門と呼ばれています。同じ部屋では他に英語、フレンチ、トルコ、ダッチ、アラビック、スェディッシュのメンバーが働いています。先日、リテンションのメンバーたちと一緒にボーリングに行ってきました。

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笑えるくらいみごとに野郎ばっかりの職場です。


当然、私のオフィスは大変寒いです。昼食前後、ヴォルテージが最高潮に達する野郎どもが冷房を入れてくれるからです・・・。話をしながら興奮して立ち上がり、身振り手振りを交えてオペラチックにセールストーク。もうすっごいうるさいの。いやはや、つくづく日本人って静かだなって思います。顔も薄いし。私、デカくてうるさくて濃い野郎どもに囲まれて、もはや薄すぎて消えそうです。あ、でもなんていうんですか、慣れって怖いですね。最近じゃなんとも思わなくなってきました(笑)別の会社のやはりリテンション部門に勤める友人が「いやー、つくづく日本人って暗いなって思うよ。朝から静かだしさー、日本からのニュースって暗いしさ」だってw


いろんな国で生まれ育った人を見て、人種ごとの特徴って強く出るもんだなあってつくづく思います。まず、フランス人とイタリア人はほんとに仕事しません。休憩所に行くたびに彼らを見ます。朝は出勤時間から30分は余裕で、屋上でコーヒー&タバコタイム。どんだけ優雅。

フランス人にはお人形さんみたいな美形さんが多いですね。実は私の後ろの席には190センチ100キロといったところの巨大なフランス人が座っていますが、ルックスはともかく肌は白くてつるっつるのすべすべー。ガタイが大きいですが太っているという感じでもないんですよね。顔は映画「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の可愛がっている坊に似ています。さぞ肺活量もすごいのでしょう、時々「フコーフコー」ってダースベーダーみたいな音が聞こえてきます。

上の写真のボーリングの帰り、この「坊」とルイス(標準体型)、ジェームス(小柄)、私でタクシーに乗ることになったのですが、普通はこういう場合、大柄な人が助手席に乗るでしょ?でもわがままルイスが助手席を占領したお陰で、後部座席で 190センチ100キロのフランス人と、165センチ65キロ(推定)のイギリス人に挟まれての家路。20分ほどのドライブでしたが、冬だっつーのにめっちゃ汗かきました・・・。

イタリア人は食べ物にうるさい。この国の外食でまともなパスタを食べるのは難しいのですが(アルデンテの概念皆無。なんだかグダグダに茹でる)、それに痛くご立腹してました(笑)一緒にお昼を取る仲間にひとりイタリア人がいますが、なんともいえないムードのある男性です。早くいえば、色っぽいですね。彼女も色っぽかったです。ボニョさんもルーツはイタリア領(旧スペイン領)トリポリ。ルーツ上は一応スペイン系ユダヤ人(スファラディ)に分類されます。そういや、ボニョさんの父上の名前はフェルナンドですわ。

トルコ人はトルコ語の響きの恐ろしさもさることながら、まずめったに笑顔を作らないし、いきなりキレることがあります。私はトルコ語チームの横に座っているのですが、こないだ隣のトルコ人が電話中いきなり立ち上がり電話に向かって叫び、部屋を出ていきました。で、マネージャーのイギリス人がその電話を引きとってフォロー。大英帝国も迫力負け、さすが泣く子も黙るオスマン帝国です。あ、いい人たちなんですけどね、ちょっとコワモテなだけで。

英語チームにはイギリス人とアイルランド人がいて、とにかくいっつもつまらないギャグを言ってる。あと、暇になるとパターゴルフやったり、ペアになって「新入社員とその上司ごっこ」とかしてたり(笑)あと、彼らはとってもお洒落。カジュアルフライデーでもスカーフ巻いて革靴でご出勤。ボニョさんにその話をしたら 「そんな男、映画かドラマでしか見たことない」 って・・・ええ、この国では間違ってもいませんね。イスラエル人、極めてファッションにうとい国民性です。

直属の上司もイギリス人ですが、名前を調べたら「ユダヤ系イギリス貴族の名前」とありました。貴族かー。その割に洋服のピンク率高い んだけどな。金曜日なんか下手すりゃ、ピンクONピンク。イギリス貴族というより、日本の林家の若き後継者 って感じ。ピンクONピンクだねって言ったら嬉しそうにラップ調で「ピンクONピンク♪」って歌ってました。嬉しいんかい。


余談ですが、イギリス人はTunaを「チュナ」と発音します。かわいいけど、じわじわきます。


あと、意外と日本人女性とのロマンス経験のあるひといるんですよ。同僚のダッチボーイもそのひとりで、旅先であったというその日本人女性の写真を照れながら見せてくれました。また、セールス部門のイスラエリーも、旅先で出会ってその後日本に半年住むまで至る日本人のガールフレンドが居たとカミングアウト。よほど素敵な思い出だったようで、彼女との日々を語る彼はとても嬉しそうでした。


さて、そのダッチボーイ・ジェローエン、日本人女性との出会いがきっかけかは知りませんが、日本のアニメオタクです。毎週月曜日になると「週末はこれこれのDVDを見た」と報告してくれます。まさかイスラエルまできて、同僚と「イニシャルD」について話をするとは思ってもみませんでした。実は彼は6ヶ国語が話せますが、そのせいか、なんとなく聞き取ってそれを再現するのが上手なんですね。俺の7か国目の言語は日本語に決めたんだ!と日本語の勉強をはじめましたが、発音が全部アニメ調・・・私も、アムステルダム・ロッテルダムは大好きな街の一つ。お互い基礎会話を教えあうことにしました。ダッチ語で、バイバイは「オイオイ」っていうんですよ、可愛いでしょ?

ちなみに最近の彼のお気に入りの遊びは、変な文章をGoogle翻訳を使って日本語にして私にメールで送りつけてくること。最初のメールには「忍者はあなたを噛むことになるだろう」、次のメールには「寿司は筋肉に非常に良いです」と書かれていました。なんて文章翻訳してんですか。笑


さて、先週末金曜日のこと。現在私は日本と同じクリスチャンカレンダーで働いていますが、金曜はユダヤ教のシャバットが始まるため、午後3時で終業です。そう、4.5日しか働いてないんですよね。実に素晴らしい環境です。んで、そろそろ時間も3時近く。公共交通網も午後3時過ぎにはストップするため、住まいによっては2時ころに帰る人もいます。部屋には数人しかいなかったし、もう少しで雨になりそうだったし、とにかくもうまったく誰も仕事をする気がなくて(笑)みんなと雑談してたら、アイルランド人のルイスがアリガトだのサヨナラだの日本語を話しはじめました。

「へぇ、良く知ってるね?」と言ったらほかの野郎どもが一斉にくるりと振り向き 「俺だって知ってるぜ!」 あっけに取られていると、それぞれに知っている日本語を交えながら、カラテやニンジャ、サムライにしびれた思い出をアツく語ってくれました。無敵の格闘家は、万国共通の男の子のヒーローなんですね。

笑ったのはフレンチガイ・ダニエル(例の巨大な坊w)が「みんなにダニエルサンって死ぬほど言われた」って・・・遠くフランスから、まさかのベスト・キッドネタ!やっぱそうですよねw言われちゃいますよねw

とにかく楽しい職場で毎日気分良く働かせてもらっています。仕事が楽しいなんて、久しぶりですごく嬉しいです。愉快な同僚たちに感謝、です。


ところで、こうしてユダヤ人非ユダヤ人入り交じった職場で働いてはじめて、ユダヤ人は間違い無く祖を同じくし、血を分かつ同胞だとはっきりと強く理解しました。瞳も肌の色も違う。それぞれの持つルーツも違う。それでも、世界離散後2000年近くを経ても尚、彼らの受け継ぐ血をはっきりと見ることができる。良く、現代ユダヤ人は血統の正当性に疑問がある、なんて言い方されますが、この国にきて少し長く暮らしたら理解できることだと思います。2年経ってやっと、私もそれが理解できました。



これは一昨日、3月17日土曜日、シャバットの朝。「春の丘」の意味を持つ街、テルアビブに少し遅目の春がやって来ました。

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テーマ:イスラエル
ジャンル:海外情報
コメント
この記事へのコメント
いやいやいやいや、ピンクONピンクは貴族だろww某林家もある意味貴族だwじゃオイオイノシ
2012/03/19(Mon) 10:30 | URL  | タク #-[ 編集]
>タクさん
ボーリングの帰りのタクシーの中、予想通り彼のあだ名はあっさり「ピンク」であることを知って吹いたよ・・・来年の仮装パーティ用にペーさまコスプレゼントしようか悩み中w
2012/03/19(Mon) 15:44 | URL  | ハナ #-[ 編集]
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2012/03/20(Tue) 15:19 |   |  #[ 編集]
>LiLiママさん
コメントありがとうございます!秋田小町同士頑張るべ(笑)

ヨーロッパ人のお洒落は日本人好みですよ♪オシャレチェックも楽しいです。カジュアルフライデーが面白い。イスラエル人は限り無くパジャマに近い格好で出勤ですが、ヨーロッパ人はスカーフ革靴のギャップ。
2012/03/29(Thu) 22:14 | URL  | ハナ #-[ 編集]
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